無名推車焼餅 (Unnamed Clay Oven Roll)
ミシュランガイド台北2018認定外
ミシュランガイド台北2019ビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2020ビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2021ビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2022ビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2023ビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2024ビブグルマン認定
南機場夜市から選出
【営業時間】16時から20時
【定休日】 水曜日
台北ミシュラングルメ㉓「山内雞肉」 を見ながら夜市のメインストリートを真っすぐ進んで出口ぎりぎりのところにあります。
店の看板がないので、「無名」
リヤカーみたいな外観なので、「推車」か
メニューは焼餅(シャオビン)だけで、種類は4つ
・長焼餅(ねぎ入り) 15元
・鹹酥餅(豚肉と葱入り) 15元
・紅豆餅(あずき入り) 15元
・甜酥餅(砂糖入り) 12元
ミシュランは鹹酥餅と甜酥餅をプッシュしているが、
いろんな店をまわりたいから全種類試してみるわけにもいかず、じゃあ一つ何を選ぼうかと悩んで
味が一番想像できる紅豆焼餅を注文。(こういう冒険ができないところに性格がでるよね)
紅豆餅 15元(約55円)
写真の通りかなり薄くてパリパリ。熱々で美味しい。
味はだいたい想像通りで、なんて言ったらいいか、そうだ、焼き大福だな。
焼き大福を薄く延ばした感じ。あ、太宰府天満宮の「梅が枝餅」に近いかも。
梅が枝餅よりサクサク感がありました。
ひげのおっちゃんと息子(と思われる)による共同作業は見てて楽しい。
鉄の窯の上に餅を置くのと窯の中に入れて焼くのを微妙にリズムをとりながら阿吽の呼吸でタイミングをはかっている。
ミシュランガイドに掲載されると、値上げしたり、洒落た名前でもつけたくなるけど、
「名前なんかいらねえ。リヤカー1台で勝負してやるぜ」みたいな気概が前面に出てていい。
ひげのおっちゃんなんか客のほうを見ようともしないし、言葉も一切発しない。
ちょっとでも目を離したら最高のタイミングで焼き上げることが出来ないんだという職人魂を感じる。
このまま値上げしないで頑張ってほしいなあ。
営業時間が短いので注意。
夜市だと思って21時頃行くと、そこにはシートがかけられたリヤカーしかない。
自己採点 22点/30点