すみだ北斎美術館(Sumida Hokusai Museum★)
都営大江戸線「両国駅」から徒歩5分。JR両国駅からだと出口の関係で9分くらい。
2016年11月にオープンしたまだ新しい美術館です。
墨田区亀沢の緑町公園と一体となっており、外観は妹島和世設計のシルバーカラーで斬新かつ壮麗なデザイン。
ミシュラン一つ星★です。
世界的な芸術家として評価の高い葛飾北斎(1760-1849)は、すみだの地で生まれ、およそ90年の生涯のほとんどを墨田区内で過ごした。ミシュランは、江戸時代で最も有名な木版画職人と評する。
北斎は生涯93回引越しをしたと伝えられているが、ほとんど墨田区内から出ていないことに驚き。
いろんな角度から富士山を描きたかったのかな。
常設展では、北斎の生涯を作品(高精細レプリカ)やタッチパネルで理解を深めることができる。
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
特に「冨嶽三十六景」と「北斎漫画」は海外でも著名でゴッホやモネなど多くの芸術家に影響を与えた。
世界有数の北斎作品収集家であったピーター・モース氏のコレクション約600点、及び浮世絵研究の日本における第一人者といわれた樽崎宗重博士のコレクション約480点が墨田区に譲渡、寄贈された。これらに加えて墨田区が独自に収集し続けているコレクションを活用して企画展を開催しているそう。
世界の北斎だけあって、来場者も外国人が目立つ。
タッチパネル式情報端末での見せ方は他の美術館と異なり興味深いものがあった。
いかにも外国人が好きそうな場所だけど、日本人も理解を深めたほうがいいということで、★妥当。