朝倉彫塑館(あさくらちょうそかん Asakura Choso-kan Museum★★)
モダン日本彫刻の父と呼ばれる彫刻家朝倉文夫(1883-1964)のアトリエと住居だった建物。
1967年に朝倉の遺志を受けた遺族により公開され、1986年台東区に移管されてます。
その後、2008年には敷地全体が国の名勝に指定されました。
ミシュラン2つ星★★です。
なんか知らないけどミシュランの評価が高い「谷根千」(谷中・根津・千駄木)エリアにある。
JR・京成「日暮里駅」から徒歩5分くらい。
ミシュランの影響か外国人も多かった。
「彫塑」(ちょうそ)という言葉はなじみがないが、朝倉の先生である大村西崖が彫り刻む技法「彫刻」と形作る技法「塑造」を合わせて提唱したもので、朝倉はこの言葉にこだわりを持ち朝倉彫塑館と命名したそう。
入館の際は靴を脱いで入ります。中は撮影禁止。(外観と屋上だけOK)
まず、入って最初の展示室はアトリエだが、いきなりめっちゃでかい「小村寿太郎」のブロンズ像に圧倒される。
このインパクトがミシュランに響いたのかと思ったが、ミシュランは、猫のブロンズ像を特に褒めています。
三方向から光を取り入れ、壁面は丸みを持たせてあるのだそう。
住居なので、書斎、応接室、居間、茶室、寝室と進んでいくのだが、中庭をぐるっとまわるように出来ている。
やはりこの庭園があることでミシュランの評価があがっているのか。
屋上にも行けます。もともとは菜園だったそう。
数々の彫刻作品や庭園はすばらしいとは思うが、二つ星はどうかな。
ミシュランは、屋上からの眺めもすばらしいとしている。
確かに屋上からスカイツリーも見えるが、一つ星★でよかったのではないかと思いました。
ここから歩いてすぐ「谷中銀座」に行けます。
かき氷で有名な「ひみつ堂」やモンブランの「和栗や」などテレビのロケでも繰り返し放送されてきた店が多く、平日でも混んでます。