ミシュランガイドバンコク2018
初のタイ版「ミシュランガイドバンコク2018」が2017年12月に発表された。
ミシュラン星獲得は17店。
残念ながら三つ星はなし。
二つ星★★が3店。一つ星★が14店でした。
二つ星3店の内訳は、インド料理が1店とフランス料理が2店。
インド料理「GAGGAN(ガガン)」は超有名で、「アジアのベストレストラン50」で3連覇中で、三つ星いけるんじゃないかと思っていた人が多かったようですが、タイのバンコクで、なんでインド料理なのかってとこかなあ。
一つ星は有名な高級レストランが多い。その中で、「Jay Fai(ジェイファイ)」がタイ料理のローカルフードで唯一選ばれた。
BTSナショナルスタジアム駅またはMRTファランポーン駅からタクシーで行かなければならないのでちょっと不便。営業時間が15時から26時。調理は全て炭火を使用。
唯一選ばれたものだから客が殺到。
ここは来店時にノートに名前を書いて待つシステム。
まあ曜日にもよると思うが、14時にノートに記入して、食事にありつけるのが19時から20時。バンコク在住の人じゃないと無理だね。
一見普通に見える食堂なのに値段設定がありえない。
カニオムレツ1000バーツ(約3500円)、プーパッポンカリー1500バーツ(約5250円)
旅行者には不向き。
同じ通り沿いにある有名なパッタイ屋「Thip Samai(ティップサマイ)」(ビブグルマン認定)のほうがいいだろう。
ここも行列するけど30分から1時間くらいみればいいと思う。ただ、ここは17時からの営業で、お昼はやってないので注意が必要。
卵とじパッタイが90バーツ(315円)。そしてこの店を有名にしている伝説のオレンジジュース1本160バーツ(560円)。オレンジジュースはすぐ売り切れになるらしい。
ちょっと場所が不便なので、どうかな。
パッタイであれば、サイアムパラゴンなどのデパート内のフードコートでも十分おいしい。
なぜならもともと美味しくて有名だった屋台などを出店させているからだ。サイアムパラゴンは両替のレートもいいのでおすすめです。
そしてなんと2020年10月にサイアムパラゴン内フードコートに「ティップサマイ」がオープンした。
いやあ、パラゴンで食べられるなんていい時代になった。
また、台北版と同様に、星はつかないけど、ビブグルマンとして35店認定された。(電子版では33店となっていたが、本には35店掲載されていたので、35店を採用)
上限は1000バーツ(約3500円)だったようだが、200バーツ(約700円)以内が大部分を占めた。
3分の2は日本のガイドブックには出ていない店で、興味をそそられるラインナップとなった。
また、星やビブグルマンはつかないけれどミシュラン調査員お勧めの飲食店・レストランが、
ミシュランプレートとして76店選ばれた。
こちらはビブグルマンのように値段の縛りがないので、屋台から高級店まで幅広い展開となった。
有名な店もあるが、ガイドブックには出ていないほうが多い印象。
バンコクへは昔に比べるとLCCの就航も増え安く手軽に行けるようになった。
また、タイ料理に対する認知度も上がってきた。
日本からの旅行者がBTSやMRTを使って行きやすい店を中心に試してみよう。