グリーンミシュラン

グリーンガイド函館③五稜郭跡

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五稜郭跡(Goryokaku★★)

ミシュラン二つ星★★

 

函館駅から市電で約15分。五稜郭公園前下車。徒歩15分

五稜郭は、江戸時代末期に江戸幕府により蝦夷地の箱館(現在の函館市)郊外に造られた城郭である。

1854年の日米和親条約締結により箱舘港が開港となり、当時箱舘山の麓にあった箱舘奉行所を防御の面から移築する必要に迫られた。

 

武田斐三郎(あやさぶろう)の設計で、1857年から築城が開始され、1864年に竣工。

ミシュランは必ずといっていいほど設計者についての詳細な記述がある。

 

築城にあたっては中世ヨーロッパの理論が採用され、星型が採用されたのは星型の各頂点部分(稜堡)に砲台を置くことで、互いに援護ができ、死角がなくなり攻撃も守りもしやすいからとされている。

ミシュランは、日本で初めてのウェスタンスタイルの城塞であるとしている。

内部は1914年から五稜郭公園として一般公開されており、箱館奉行所などがある。

また公園内には、約1600本の桜があり開花シーズンはすばらしいとしている。

 




公園内もいいが、五稜郭といえばやはり五稜郭タワー(107m)からの眺望である。ミシュランは、この眺めにも二つ星★★をつけています。

展望台(86m地点・90m地点)へ行くと360度見渡せてすばらしい。

当然星型の全景を撮影しようとするのだが、なんかぎりぎり入らない。

いろんな角度から何度も試みるがきれいに撮れないなあと思いながら帰ろうとすると、売店にポストカードが売られておりめちゃめちゃきれいに撮れている。

これはどこから撮影したのか聞いてみると、「これは一般の方は入れない場所から撮影しています」っておい。

それ先に言っといてくれないかな。なんとかきれいに撮りたい人達で渋滞しちゃって大変だから。

あと、五稜郭タワーの1階と展望室に箱舘戦争で戦死した土方歳三のブロンズ像があるが、ミシュランは土方については一切触れていない。




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