海友十全排骨(Hai Yu Pork Ribs)
ミシュランガイド台北2018でビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2019でビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2020でビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2021でビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2022でビブグルマン認定
ミシュランガイド台北2023で認定外
士林夜市から選出。
薬膳スープのお店です。
MRT劍潭駅(士林駅の1つ手前)からすぐ。駅を降りると夜市が見える。
右側に行くか左側に行くか迷うが、左側に士林市場地下の美食区があり、途中にも鷄排(フライドチキン)の行列があったりでどうしても左に行きがち。
ここはあえて右側へ行って、しばらく歩いていき、「大南路」という比較的道幅の広い道に左折して入ります。
そのまま進んでいくと、今度は「大東路」という道と交差するので、ここを右に入ると見えてきます。
事前に調べてなかったらけっこう分かりにくいと思ったが、客が次から次へと押し寄せ店内常時満席。
全席相席で一席の猶予もない。
日本人は見かけなかったが、客層がけっこう若いのに驚いた。
十全藥燉排骨 90元(約330円)
藥燉排骨とは豚のリブの部分が漢方入りのスープで煮込まれたものである。
「十全」とは、完全なとか少しも欠けたとこがないという意味がある。
十種類というわけではなく、いろんな漢方が入って体にいい成分が完璧に入っているという意味も含んでいるとか。
「燉」はとろ火でゆっくり煮込むという意味がある。
「排骨」とは、豚のあばら骨を指すが、いろんな部位の肉が骨つきで入っています。ただ基本的に肉はおまけみたいなもので、実際食べられるところはほとんどない。
いや、正確に言うと、むしゃぶりつけば食べられないことはないんだが、むしゃぶりつくとどうしても姿勢が前かがみになって、前席の人と頭がぶつかりそうになるので躊躇しちゃう。
スープの色が真っ黒で一瞬驚くが、味は、薬っぽくない。
漢方が入っているのはわかるが飲みやすく、体の芯から温まる感じ。
ちょうどこの日は気温が12度くらいまで下がったので、このくらいの気温だと飲みたくなるかもしれない。(台湾のテレビ見てると13度くらいから低温注意報を出してる。現地の人にとってはかなり寒いレベル)
漢方の配合は季節や気温によって変えるらしい。
いずれにしても、冬じゃないと飲む気しないな。ミシュランも冬に調査したよね多分。
今回この店を探すにあたって、排骨に注目して歩くと士林夜市だけでもけっこうな数があることがわかった。
台湾の文化だね。日本で夜市とかあったら、たぶん甘酒とかになるのかな。
ミシュランガイド台北2023で認定外となった。
まあでも昨年まで5年連続で選ばれてきて、士林夜市の中での人気は確立されているから
あまり影響はないように感じる。
自己採点 23点/30点
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