ミシュランガイド台北・台中２０２０
２０２０年８月２４日、「ミシュランガイド台北・台中２０２０」が発表されました。
毎年４月頃の発表でしたが、今年はコロナの影響で延期されていました。
２０１８年に初の台湾版として発売されてから今年で３回目。
前回までは台北だけでしたが、今回から台北に加えて台中も対象となりました。
まあ昨年の１１月に、台中も掲載されることは発表されていたのだが、
台南が先に入ってくると予想していたので、正直意外でしたね。
台南も美食で有名なので、来年は入ってくるかな。
では、発表内容を見てみましょう。
台湾全体では、２２６店（昨年は１６１店）認定されており、台北１７０店、台中５６店でした。
それぞれ細かく見ると、
台北１７０店の内訳は、
星獲得が２６、ビブグルマン５４、プレートミシュラン９０
台中５６店の内訳は、
星獲得が４、ビブグルマン２１、プレートミシュラン３１
となりました。
星獲得
【台北】２６店
昨年は、三つ星が１店、二つ星が５店、一つ星が１８店の計２４店でしたが、
今年は、三つ星★★★ １店
二つ星★★ ６店
一つ星★ １９店
の計２６店となりました。
唯一の三つ星は、広東料理の「頤宮／Le Palais」（君品酒店内）がキープしました。
二つ星は、昨年の５店に加えて、創作料理の「logy」が昨年の一つ星から昇格。
一つ星は、昨年の１８店のうち、引き続き認定されたのは１５店、新たに４店が加わって１９店となった。
【台中】４店
三つ星はなし。二つ星が１店、一つ星が３店でした。
最高の二つ星を獲ったのは、「JL Studio」シンガポール料理
一つ星は、ヨーロピアン料理、フレンチ、焼肉でした。
ビブグルマン
【台北】
昨年の５８店から５４店になりました。
台北ミシュラングルメ㉖「劉山東牛肉麺」など８店が認定外となり、新たに４店加わりました。
まあ台中のほうにもページをとられて、厳選せざるを得なかったのだろう。
５４店のうち、夜市から２３店（昨年は２４店）選ばれました。
２３店の内訳は以下のとおり。
士林夜市 ３店
饒河街夜市 ３店
寧夏夜市 ３店
南機場夜市 ３店
臨江街夜市 ３店
華西街夜市 ３店
延三夜市 ３店
公館夜市 ２店
選ばれた夜市は昨年と同様で、新たに選出された夜市はありませんでした。
昨年までは、夜市によって認定数にバラツキがあったが、今年は夜市ごとの数を平均的にしてきた印象。
【台中】
初めてとなる台中からは、２１店認定されました。
２１店のうち、１０店は台湾料理からの選出でした。
その他は、火鍋・お粥・点心・インド料理・北京料理など様々なジャンルから選ばれています。
プレートミシュラン
【台北】
昨年の７９店から９０店となりました。
増えている分は、ビブグルマンから移動してきている店が目立つ。
毎年言ってるけど、ビブグルマンとプレートミシュランの振り分けの基準がいまいちわからないな。
【台中】
今回初めての台中からは、３１店選ばれました。
鮨とステーキハウスが多い印象を受けた。
ミシュランも延期していたのをこの時期に発表したということは、台湾国内が落ち着いてきていると判断してのことだろう。
ただ、ミシュランガイドは旅行者の為でもあると思うので、早く台湾に行けるようになることを望むばかりです。