国立新美術館(National Art Center★★)
ミシュラン二つ星★★
住所は港区六本木だが、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅から直結。
日本で5館目の国立美術館として2007年に開館した。
全国的な美術団体の公募展は東京都美術館を使用していたが、その展示スペースの狭さへ不満と全国的なものは国が整備すべきということで建設されたそうである。
延床面積は日本最大だが、コレクションを持たないため、英語名ではミュージアムではなく、アートセンター(THE NATIONAL ART CENTER TOKYO)を用いている。
都心のど真ん中にあることを忘れるくらい緑豊かな空間で、館内はカフェ、レストラン等が充実しており、ここへの入館は無料。また、企画展も無料で入れるものもあるので、要チェックである。
ここは館内もさることながら、やはり外観である。
黒川紀章デザインの美しさとダイナミックさを持つガラス張りの流線形。ミシュランは建物にも別途二つ星★★をつけている。
ミシュラン掲載地を巡っていると、外国人が多いのが特徴であるが、行った日はほとんど外国人を見なかった。しかし平日でもかなりの混雑は覚悟したほうが良さそうだ。
昨年、開館10周年記念で、「草間彌生ーわが永遠の魂」「安藤忠雄展ー挑戦」「新海誠展ー君の名は」などを展示。
常設展がないのと、展示スペースが巨大なので、常に複数の企画展を開催。現在は「ルーブル美術館展」これは混みそうだ。