グリーンミシュラン

グリーンガイド東京⑦皇居東御苑

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皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん Higashi-gyoen★)

 

ミシュラン一つ星★です。

 

皇居って聞くと特別な一般公開日のみ入れるところという先入観があるから、グリーンガイドを見るまではふらっと行くところではないと思い込んでいた。

今回調べてみると、原則月曜日と金曜日が休みで他の日は普通に入れることがわかった。しかも入場は無料である。

国立公文書館近くの「北桔橋門(きたはねばしもん)」から入ってみる。一応かばんの中をチェックされるがそんなに厳しくない。ボディチェックもない。

入る時に受付でプラスチック製の入園券を渡される。「出る門で渡してください」とのこと。

ちなみに出られる門は、竹橋駅近くの「平川門」か大手町駅近くの「大手門」である。入った門から出ても構わない。なんでこんなにチェックされないのかなと思ってあとで地図を見て納得した。

要は、皇居東御苑は皇居とは別の島みたいになっていて橋でつながっているのだ。よって橋の警備を厳重にすれば皇居は守られるのである。「浮島みたいになっているので、その中で散策するのはご自由に」といったところか。

実際、皇居への入口となる乾門や坂下門の警備は遠目からみても厳重でとても近寄れる雰囲気ではなかった。(ただし、乾門から坂下門にかけての乾通りは年に2回、春と秋の一般公開時のみ通行可としている。平成30年は3月24日から4月1日の9日間公開され約40万人入場した。秋の日程は未定)




皇居東御苑は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を皇居附属庭園として整備されたもので昭和43年から公開されているそうである。

広さは約21ヘクタール(東京ドーム4.5個分)で、25万本の木々がある。近年は毎年入園者数が過去最高を記録しており、平成29年は約148万人だった。

そして、平成30年3月27日に開園以来の入園者数が3000万人に到達した。3000万人目は外国人だったらしいが、とにかく外国人だらけ。私が見渡した感じ9割は外国人だった。日本人はこんなに自由に入れることを知らない人が多いんじゃないかな。

東京駅からすぐで、入場無料で、しかも中は広々していて歩きやすいし、きれいに手入れされた庭園(二の丸庭園)も鑑賞できる。そりゃ外国人観光客来るよね。

 二の丸庭園

庭園の周辺で休んでいる人多かった。東京の喧騒から離れてちょっと一息といったところか。まわりを見渡すと高層ビルばかり。なんか中にいるのが不思議な感じがした。

とにかく中は広く、見どころたくさん。東京都が指定する新東京百景にも選ばれています。

ミシュランは一つ星判定だが、二つ星★★でもよかったのではないかと思いました。

 




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