台北ミシュラングルメ⑫施老闆麻辣臭豆腐

施老闆(板)麻辣臭豆腐（Shi Boss Spicy Tofu）

ミシュランガイド台北２０１８でビブグルマン認定

ミシュランガイド台北２０１９で認定外

ミシュランガイド台北２０２０で認定外

ミシュランガイド台北２０２１で認定外

ミシュランガイド台北２０２２で認定外

ミシュランガイド台北２０２３で認定外

饒河街観光夜市から選出。

ミシュランは施老闆としていますが、現地では施老板と表記していたので、併記します。

ちなみに、老闆（らおぱん）とは個人経営事業主という意味があるそう。

臭豆腐は、豆腐を発酵させた漬け汁につけこんだもの。

豆腐そのものは発酵してないが、表面のタンパク質が漬け汁の作用で変化し独特の風味と強烈な匂いを発する。

強烈な匂いがゆえ、好き嫌いが分かれる。何回かチャレンジしたが、今まではすべてノックアウトされてきた。

ただ、ミシュランに認定されたということは、他の臭豆腐と違って美味しいのかもしれないと期待しつつ向かうことにする。

MRT松山駅から徒歩３分くらいで夜市入口へ到着。

入口付近は、福州世祖胡椒餅でごったがえしています。

（こちらが本店でビブグルマン認定 　台北ミシュラングルメ②参照）

胡椒餅を横目に見ながら進んでいくと見えてきました。

土曜日の２０時頃に行ったので激混み。

とにかく臭い。道幅が狭くものすごい人口密度で引き返すことは不可能。

人が多すぎて前にも進めず、屋台がびっしりで反対側の道にも行けない。

逃げ場がない。吐きそう。

ちなみに、臭豆腐には、「焼いたもの」と「揚げたもの」及び「煮たもの」があります。　(蒸したものもあるそう）

焼臭豆腐はかろうじて耐えられるが、他は匂いが耐えられない。

この店は、煮込んだものと揚げたもの（炸臭豆腐）しか扱ってない。

しょうがないので、まだまともであろう炸臭豆腐を注文。

　　       ５０元（約１８５円）

そんなに鼻がひん曲がるほど臭くはない。

上に乗っているのはキャベツの甘酢漬け。美味しくない。

ソースはピリ辛で、これにつけて食べれば食べられないこともない。

ただ、単体ではほとんど味がなくスポンジ食べてるみたい。なんか普通に豆腐食べたほうがいいと思うけどね。

また、スパイシーなスープで煮込んだ「麻辣臭豆腐」は、匂いが最も強烈で上級者向けというか、台湾に住んで何度もトライしないと攻略できないと言われる。

初めてこれに挑戦して、匂いに耐えられて、味もおいしいと感じる日本人がいたら味覚と嗅覚が完全に麻痺してる。

私は食べ物と認めません。

臭豆腐は確かに台湾の独自文化であり、ミシュランが紹介したい気持ちもわかるが、ミシュランガイドは外国人が読む確率も高いわけだから、こういう万人受けしない食べ物を掲載するのはどうかと思う。

まあコラム的に紹介するのはいいが、こういうガッツリの専門店はできれば外していただきたい。

（２０１９年から外されました）

また、臭豆腐の店があると、皆同じような匂いになってしまうので、臭豆腐の店がない夜市も作ってほしい。

自己採点　１０点／３０点

で